盆まつりが行われました
- 評議員 新保
- 8月11日
- 読了時間: 5分
8月9日・10日の2日間にかけて、今泉青少年広場で盆まつりが開催されました。
町内の行事の中で、一番多くの人がかかわる、一大イベントかと思います。
町内会が主催となっていますが、多くの団体から協賛・協力をいただいており、それらの力添えなしには成立しません。本当にありがとうございました。
また、多くの法人・個人の方から寄付金をいただきました。
お祭りは町内行事ではありますが、町内会費とは別会計で行っています。寄付無くしては楽しいお祭りも実施できません。こちらも、本当にありがとうございました。
1日目は大盛況で、十分な数を用意していた、来てくれた子供向けのお菓子が足りなくなるほどでした。
このため、一部のお子様には2日目に用意したお菓子を配布しています。
また、今年は近所の老人ホーム「ふぁいと今泉」からもたくさんのお年寄りが見に来てくださりました。去年も来ていただいていたのですが、車いす用の観覧席をあらかじめ用意したことで、ゆっくりと楽しんでいただくことができました。
何人かお話を伺いましたが、車いすになってもう踊りなんて楽しめないと思っていたが、音楽に合わせて手を動かしているだけで楽しい、などの嬉しいお言葉をいただいております。
多くのお子様、お年寄り、皆さんが楽しんでいただけたら、準備した側の苦労も報われます。
2日目、朝からあいにくの雨でしたが、天気予報などを十分確認したうえでの町内会長判断は「決行」でした。
じつは、関連団体も多くの人が判断に驚きましたし、会長自身この判断で良かったのかずっと悩んでいたそうです。
しかし、開催時間には雨はやみ、むしろ前日よりも涼しく、踊りを楽しめる環境になりました。多少小雨が降る時間もありましたが、総じて良いお祭りになったと思います。
以降はWEB担当の個人的な感想です。
来年からも、盆踊りをより楽しんでいただけるように、と想いを込めて。
数年前、コロナ禍で何度かお祭りを中止せざるを得ない時がありました。
その後再開した時には、それ以前とは何か空気感が変わってしまっており、十分に楽しいお祭りにならなった、という反省がありました。
これを反省点として導入されたのが「キッズタイム」。何よりも子供に楽しんでもらえれば、という思いから、旧来の盆踊りだけでなく、子供向けのダンス曲などを取り入れました。また、休憩時間も子供向けの人気曲などを流すようにしました。
しかし、今度は「子供にも盆踊りを楽しんで欲しい」「大人も盆踊りをもっと楽しみたい」という反省点が出ました。
今年はその反省から、キッズタイムの中で盆踊り曲を教えてもらうことにしました。講師の先生は、踊りを知っている母親クラブの方々。
地域の祭りを、地域の人々が参加して支える、という良い形を作り出すことができました。
定番盆踊りの時間は、誰もが踊れる定番曲を流していたのですが、今年は「休憩時間」にもそれ以外の盆踊り曲を流すことにしました。
ダンシング・ヒーローとマツケンサンバIIは、もともと予定していた曲です。最近の新定番です。
(WEB 担当、事前に少し覚えて踊ろうとしたのですが、うろ覚えだったので実際に音楽に合わせて踊れませんでした…反省)
これ以外にも、「神奈川おどり」と「大東京音頭」を踊りたい、というリクエストを別々にいただき、休憩時間なら、ということで踊っていただくことができました。
たまたま楽曲の音源があったので対応できた、という側面はありますが、リクエストで音楽を決められるというのも、小回りが利く地域のお祭りならではだと思います。
WEB担当はお祭りでは音響担当をしております。
昨年までの反省として、「スピーカーから遠い場所では、なにか言っていても聞こえない」「音を大きくすると音割れを起こしてしまう」という問題がありました。
今年は改善案として、ラジオ放送を試みました。半径100m以内しか届かない電波であれば自由に使ってよい(細かな決まりはあります)という法律を活用した、お祭り会場だけでの放送です。
音が聞こえにくい場所にラジオを置くことで、改善する予定だったのですが…
町内会で持っていた防災用ラジオを用意したのですが、このラジオはスピーカーが小さすぎて、雑踏の中では周囲1m程度しか聞こえませんでした。改善できたとは言い難い状況です。
ただ、ラジオ放送という手段がうまく行くことは確認できました。来年は大きなスピーカーを持つラジオを何とか調達できれば、と思います。
十分に「ラジオ放送している」ことが周知されれば、個人がポータブルラジオを持ってきて、少なくとも自分だけはちゃんと聞こえるようにする、ということもできるかと思います。
最後に。
盆まつりは、地域に根差した、地域の皆様と一緒に作るお祭りです。
「参加する」だけでも十分です。参加者あってのお祭りです。
模擬店を楽しんでいただくのもありがたいです。収益が上がらなくてはお祭りが継続できません。
寄付をいただければなお有難いですが、お金に限らず、上に書いたラジオのような機材の貸し出しや、お祭りでやりたいことのアイディア提供、踊りたい曲のリクエストなど、お祭りを一緒に作っていただけると、本当にありがたいと思います。
そして、来年も「みんなで」お祭りを楽しみましょう!